バサ
バサという魚をご存知でしょうか?
ベトナムやカンボジアで採れる淡水魚で、ナマズの仲間だそうなのですが、何故かこちらのスーパーにもよく置いてあります。オランダ語では”Pangasius”というみたいなのですが、魚が食べたいなーという気分の時にちょうどこの白身魚っぽいものが目に留まったので購入したわけです。帰って来て翻訳してみて「バサ」と出た時は「サバの間違い?」とか思ってしまったのですが、どうやられっきとした名称のようで。日本でも普通に売ってるんでしょうかね、自分は認識してなかったのですが。とりあえず安いので、噂ではイギリスでフィッシュ&チップスに使われていたりもするみたいです。
これがAlbert Heijnに売っていたバサ。ぱっと見ナマズには見えなかったです。
レシピを検索しても案の定そんなに種類は出てきませんでしたが、酒蒸しがおいしそうなんじゃないかということを思いつき、ちょうど船便で届いたばかりのタジン鍋を活用して酒蒸しにしてみました。料理酒+塩こしょうという非常にシンプルな味付けです。ちょうどいい感じのミックス野菜もあったのでそれも投入。
どんな味かなーとおそるおそる試してみましたが、とりあえず酒蒸しは成功。こくが出てとてもおいしかったです。肝心のバサは、そんなに癖もなく、あっさりふんわりといった感じでしょうか。鰻と白身魚の中間のような感じがしました。個人差はあるでしょうが。
こっちへ来ると、スーパーのラインナップ1つをとっても、微妙なところで食文化の違いを感じさせられます。また目についたことがあればピックアップしてみようと思います。